子どもの「おもしろ勘違いエピソード」教えて下さい!( *´艸`)

カワイイお城の正体は?

娘がまだ幼稚園の頃のこと、自宅から20㎞ほど離れた夫の実家へ向かう途中に、お城のようなカワイイ建物がありました。
娘が「あのお城はだれが住んでるの?」と通るたびに聞くので、夫は適当に「シンデレラが住んでるんじゃな~い」と適当にあしらっていました。

ところが、東京ディズニーランドに行って以来、娘は「絶対にあのお城に入る」と言い出しました。
実は汚水処理場の建物なのですが、事実を言うと夢を壊してしまうと思った夫は、「じいちゃん・ばあちゃんが待ってるから、また今度ね」とごまかしていました。
しかし、あまりのしつこさに最後は夫も根負けして、「じゃあチョットだけ入ってみようか」と車で入り口の門を少し入りました。

当然、汚水処理場は何の風情もなく、遠目で見るのとは全く違います。
あまりの殺風景とひとけのなさで、娘も「もういいよ」とあきらめてくれました。

それからしばらくして、家族のドライブでサファリパークへ行く途中、国道沿いに、また、カワイイお城が現れました。
娘は「あっ、お城、お城、カワイイお城。チョットでいいからまた寄って!さっき車が入ったよ」と大騒ぎです。
夫は、「行き過ぎてしまったから帰りに寄ろう」と、またいい加減な返事です。
サファリパークでの私たち夫婦は、帰りはどの道を通るかの相談で動物どころではありません。
「ラブホ」のごまかしをどうして私たちが考えないといけなかったのでしょう。

我が家の確定申告

我が家は、2階が住居、1階で夫と2人で寿司屋を営んでいます。
昨年就職した長女は素直でよく家の手伝いもしてくれるのですが、年の離れた中学1年の息子は、勉強もせず、生意気盛りで、顔を合わせると喧嘩ばかりです。

私は、日ごろから帳面を付けるのが苦手で、毎年確定申告の時期がくると憂鬱の極みです。
私がその時期リビングで計算機片手に悪戦苦闘していると、息子は手伝うどころか、「電卓使うの遅くね?」とか「パソコンも使えないの?」などと小バカにしだす始末。
それでも税理士さんに相談しながらやっと決算が終わりました。
あとは扶養控除などを差し引くだけなので、申告書を作るのは税理士さんに任せていました。

その日は、息子は3学期の期末試験期間で早く帰っていてリビングでくつろいでいました。
ちょうどそのとき税理士さんからの電話です。
「今、確定申告書を作っているけどお宅の扶養は何人でしたっけ?」と聞かれ、私は「先生、うちの扶養は中一の息子だけです」と答えます。
電話の後、気づいたらリビングに息子の姿はなく、自室で勉強を始めた様子です。
心持ち夕食時の態度がいつもより素直に。
私は、今日の試験のデキがあまりにも悪くて反省しているのかな~と思い、「明日また頑張ればいいよ」と元気づけてあげました。

息子は「うん、僕頑張るからフヨウにしないで」と訴えます。
そうです、扶養と不要を間違えていたのです。
まだまだ子供なんですね。